剣道防具や竹刀の通販専門サイト『剣道防具コム』のスタッフが剣道に関する記事を更新するブログです。激安セール情報なども公開します。

2013.02.11

剣道あるある!鍔迫り合い(つばぜりあい)の巻!

こんばんは!元剣士の森川です!6個前の仕事はカラオケ屋さんでした!

仕事終わりに良く唄ってました。タダで。カラオケ屋で働く利点ですね(^・^)

歌手を目指す方、カラオケ屋はオススメです!ベタですが、間違いない!

 

えーと、剣道の話を 笑

今回は私の体験に基づく「剣道あるある」をお話しようかなと。

 

鍔迫り合いとは?その時剣士は何を考えているの?

先ず鍔迫り合いとは・・言葉通り、鍔と鍔がぶつかり合っている状態。

なので、必然的に相手とも密着しています。

こんな感じですね。因みにこの時鍔同士がぶつかり合う「カシャカシャ!」

という音、大好きです!(^^)!良い音だ。

 

で、この状態の時、剣士は次に自分が放つ技、相手が放つ技、

そういう事を考えつつ、同時に「自分の間合い、タイミング」を掴むべく、

実は凄まじい「駆け引き」を行っているんです!

 

 

相手と一番密着している時が、最も考える時間・・うーん、何だか素敵ですな(^^♪

相手と目を合わせるか、合わせないか、私の場合はそれも試合中駆け引きとして

行っていました!

 

これがねえ、面白いんですよ。

意地でも目を合わせない剣士、チラ見して目を逸らす剣士、負けじと「ガン」を

つけてくる剣士、1本取られて既に半泣きの剣士。いや・・まだ試合終わって無いぞ。

 

静寂の中、飛ばしあう発声とぶつかり合う鍔の音。

体と体が離れる瞬間まで、剣士は思考を止めないのです。

 

と、ここまでは武道精神に溢れる、ごく一般的な鍔迫り合い。

しかし、極稀にですが、例外があるんです。

 

鍔迫り合い中に喋る剣士

これはねえ・・経験者なら絶対に体験した事があるんです!

練習中なら沢山ありますよ?

「ちょっと休もうぜ」とかの軽口ですね。まあ一種のスキンシップです。

 

 

ただ、公式の試合中だと話は別。かなりレアな出来事になります。

ですので言われた台詞は結構覚えているんです。

私が試合中の鍔迫り合いで耳にした言葉は・・

「痛えよ」←小手をよけられた時。無言で離れて勝ちました\(^o^)/

「弱いな、おい」←勝ってやりました。2本勝ちです\(^o^)/

「もう・・帰りたい・・」←無事に帰してあげました(^_^.)

 

等、文句が多かった印象です。最後の帰りたい・・は「作戦か?」と疑いましたが(゜o゜)

一応喋りかける事も「駆け引き」には含まれるんでしょうが、あまり関心出来る

行為ではありません。武道精神に反します。

そして、お気づきでしょうか?そう、全て勝ってます。

これはあくまで私の経験上ですが

試合中喋る剣士は概(おおむ)ね弱い

という結果になってます。万一喋りかけられても「不動心」で対応しましょう!

逆に強い剣士は「あーっ」「やーっ」言いながら

私を良く「観察」していた記憶があります。見透かされている気分でしたね。

 

 

 

鍔迫り合い。一見無駄な時間に見えがちですが、果てしなき脳運動と

様々なドラマが、「駆け引き」と言う名の下に、そこにはあるんです!

 

そして、極端な実力差が無い場合、剣道においては

「駆け引きを制する者が試合を制す」

と言っても過言ではありません!

おしゃべりを華麗にスルーする行為も駆け引きですよ!勝ってますよ!

 

 

試合を左右する駆け引き、その思考と体が最も激しくぶつかり合う鍔迫り合い。

そんな大事な大事な鍔、今回は紹介させて頂きます(^O^)/コチラデス!

赤が好きです!でも青がもっと好きです!

 

 

か、カワイイ・・私の剣士時代もあったのでしょうか?

あったのなら、これ付けて「カワイイーカワイイー(゜o゜)」とか言われて・・

失礼、武士道に反しますな。

 

値段もとてもお手頃ですね。「緑の鍔?」とか相手を困惑させる

武器にもなりそうですな。いや今のは強引でした、スミマセンm(__)m

 

ではでは、今後も未経験者の方には「へー、ほー」と、経験者の方には「あるある!」

となって頂ける剣道あるあるを提供できたら、と考えております。

 

本日も最後まで読んで頂き、真に有難う御座いました1

失礼致します!