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2013.04.24

剣道の試合中にアクシデント!その時剣士は・・

こんばんは!元剣士の森川です!

 

最近また浅田次郎さんの壬生義士伝を読み返し、改めて

感銘を受けた今日この頃。

 

近々新撰組についても書きたいなあ、と考えております!

 

試合中のアクシデント発生!

 

今回は試合中でのアクシデントが起こった時の、剣士が取る

正しい行動、それを説明しようかと思います!(゜o゜)

 

試合中のアクシデント。

色々と種類はありますね、面がずれたり、何処かしらの紐がほどけたり、

袴が長すぎて、引っ掛けてこけちゃったり、本当に様々です。

 

で、その時に審判が気付けば「やめ!」と言い一旦試合を止めます。

では、この際の剣士が「とるべき行動」とは?

 

大切なのは「剣先」と「お辞儀」

 

やめ!と言われ、「あ、私の○○が・・」と自分がアクシデントに見舞われた場合、

一旦竹刀を下ろし、「剣先」を自分の体の右下に向けます。

 

ここでポイントなのが、竹刀を鞘に収めない、要するに腰に持ってこない

と言う点。

 

あくまで待機状態、気は抜いてません、という意思表示なんですね。

 

で、審判から「~を直しなさい」という指示を受け、その後初めてお互いに蹲踞し、

竹刀を腰に納めて、一旦試合場から出ます。

 

それから再開!という時に、審判と相手の剣士に「無言で」軽く一礼。

「いやあ、助かりました!(゜o゜)」「待たせてすまぬ(゜o゜)」、こういう言葉は要りません!

 

心で謝罪と感謝、そして態度で表す。これもひとつの作法ですね。

 

アクシデント!でも誰も気付いてない!

 

そして、竹刀関係のアクシデントは結構気付かれにくく、例えば

竹刀にかなりのひびが入ってしまい、危険だけど、誰も気付いてない。

 

そういう場合は一旦相手から離れ、片手を挙げます。

そこで審判のやめ!を待ち、改めて右下に剣先、それから何故試合を止めたのか、

その説明を行います。

 

この時は喋って構いませんよ!話さないと分からないから!笑

 

ただまあ、言葉は最小限に、というのも作法かもですね。

 

ルールではなく作法!

 

と言うわけで、今回紹介した一連の動き、確かに規定に定められた動作もありますが、

基本は「礼儀作法」としての動作です。

 

こういう「暗黙の作法」「言葉は不要」みたいな風習、日本的で素晴らしい!と

私は思います!(゜o゜)イイネ!

 

面倒臭いですか?いやいや、体が、心が覚えるんですね、自然と。

 

おお・・結構良い事言ったな(*^。^*)

 

と、相変わらずの自画自賛の直後に、商品紹介!笑

たまにはこういう逸品も!

 

一般的な竹刀は結構紹介してきてますので、今回は柄太竹刀を!

 

重心が根元にあるので、軽く感じる!という優れもの!

しかも品質は相当に良いですので、耐久性も抜群です!

 

常々書いてますが、竹刀は出会い、色々試してみては如何でしょうか?

是非是非!

 

ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!

 

失礼致します!