竹刀「小判型」と「古刀型」についての説明です。
剣道防具コムの平野です。
前々回は「並」と「上製」、前回は「胴張」と「実践型」の違いについてお話しました。
残るは「小判型」と「古刀型」ですね。
せっかくなんでこの二つの話もしますね。
「小判型」竹刀の特徴
まず「小判型」ですが、『何が小判なの?』と疑問に思うかもしれませんね。
これは柄の部分の形が楕円形をしている竹刀のことです。
楕円形=小判の形ということで「小判型」と呼ばれているんです。
小判型の特徴としては握った感じが木刀に近く手に馴染みすい竹刀です。
竹刀をねじれた形で持つ事がなくなるので竹刀の刃筋が正面を向きます。
「古刀型」竹刀の特徴
この竹刀は高段位の方が好んで使う竹刀です。
「古刀型」は前回お話した「胴張」と逆で、手元にふくらみがありません。
前回の話では「胴張」は手元に重心があるから軽く感じるとお話しましたが、
「古刀型」は正にその逆。
振ったときに重く感じる竹刀です。
『それって不利なんじゃないの?』という声が聞こえてきそうですね。
重く感じるということは、打ち込みも重くなるという事なんです。
つまり相手に重い一撃を叩き込む!といった感じの竹刀ですね。
こういう面もあり、「古刀型」は高段位の方が好んで使う竹刀なんです。
竹刀について簡単にまとめていますのでご参考までにどうぞ。
http://kendo-tool.com/fs/kendo/c/ssinai
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ではでは、皆様、ますます寒くなっていきます。
お体には気をつけてが頑張りましょう!!