剣道の試合中にアクシデント!その時剣士は・・
こんばんは!元剣士の森川です!
最近また浅田次郎さんの壬生義士伝を読み返し、改めて
感銘を受けた今日この頃。
近々新撰組についても書きたいなあ、と考えております!
試合中のアクシデント発生!
今回は試合中でのアクシデントが起こった時の、剣士が取る
正しい行動、それを説明しようかと思います!(゜o゜)
試合中のアクシデント。
色々と種類はありますね、面がずれたり、何処かしらの紐がほどけたり、
袴が長すぎて、引っ掛けてこけちゃったり、本当に様々です。
で、その時に審判が気付けば「やめ!」と言い一旦試合を止めます。
では、この際の剣士が「とるべき行動」とは?
大切なのは「剣先」と「お辞儀」
やめ!と言われ、「あ、私の○○が・・」と自分がアクシデントに見舞われた場合、
一旦竹刀を下ろし、「剣先」を自分の体の右下に向けます。
ここでポイントなのが、竹刀を鞘に収めない、要するに腰に持ってこない
と言う点。
あくまで待機状態、気は抜いてません、という意思表示なんですね。
で、審判から「~を直しなさい」という指示を受け、その後初めてお互いに蹲踞し、
竹刀を腰に納めて、一旦試合場から出ます。
それから再開!という時に、審判と相手の剣士に「無言で」軽く一礼。
「いやあ、助かりました!(゜o゜)」「待たせてすまぬ(゜o゜)」、こういう言葉は要りません!
心で謝罪と感謝、そして態度で表す。これもひとつの作法ですね。
アクシデント!でも誰も気付いてない!
そして、竹刀関係のアクシデントは結構気付かれにくく、例えば
竹刀にかなりのひびが入ってしまい、危険だけど、誰も気付いてない。
そういう場合は一旦相手から離れ、片手を挙げます。
そこで審判のやめ!を待ち、改めて右下に剣先、それから何故試合を止めたのか、
その説明を行います。
この時は喋って構いませんよ!話さないと分からないから!笑
ただまあ、言葉は最小限に、というのも作法かもですね。
ルールではなく作法!
と言うわけで、今回紹介した一連の動き、確かに規定に定められた動作もありますが、
基本は「礼儀作法」としての動作です。
こういう「暗黙の作法」「言葉は不要」みたいな風習、日本的で素晴らしい!と
私は思います!(゜o゜)イイネ!
面倒臭いですか?いやいや、体が、心が覚えるんですね、自然と。
おお・・結構良い事言ったな(*^。^*)
と、相変わらずの自画自賛の直後に、商品紹介!笑
一般的な竹刀は結構紹介してきてますので、今回は柄太竹刀を!
重心が根元にあるので、軽く感じる!という優れもの!
しかも品質は相当に良いですので、耐久性も抜群です!
常々書いてますが、竹刀は出会い、色々試してみては如何でしょうか?
是非是非!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!