もしも剣道がオリンピックの正式種目になったら?予測される「変化」、審判編!

こんばんは!元剣士の森川です!
さて、前回はもし剣道が五輪種目になったら・・
その場合の防具の変化の可能性、それを中心にお話しましたが、
今回は「審判」、またはルールの変化にまつわる予測を、怖がりながら
していこうかと思います!笑
では・・早速行きましょう!
先ずは起こりうる変化を箇条書き!
前回同様、先ずは今回も「あるある」的な変化の予測を何個かざっと
書いて行こうと思います!
・審判の服装がカラフルに!
・ガッツポーズが認められる
・蹲踞の撤廃
・残心の撤廃
・インカムを付けて試合可能
ああ・・ざっと挙げても既に5個も思い浮かんでしまいました・・
良いんです!あくまで予想ですからね!笑
審判の服装。
これについては前にも少し触れましたが、日本だと「靴下の色」まで指定
されているのです!
これに賛否があるのは分かりますが、裁く人間の正装、という認識でいけば、
古い考えかもですが納得は出来るかと思われます!
裁判官がアロハシャツで裁いてたら・・イヤ過ぎるでしょう?笑
大袈裟に例えれば、そんな感覚ですね。裁く側にも正装を、と。
蹲踞の撤廃!
これはお隣韓国では実際行われているルール。
前例があるという事は、可能性は否定できませんね。
蹲踞は作法の一つ。これも剣道では撤廃して欲しく無いですねえ。
インカムの装着!
「おい、相手の弱点は面だぞ!」
「胴への警戒が甘い!気をつけろ!」
そんなアドバイスが耳元で・・まあこれは流石に無いですね 笑
集中力も乱れますし、そういう意味でもメリットは少ないですね。
変わるであろう「一本」の基準
そしてガッツポーズ許可と残心の不必要化、これが今回の肝!
この二つの例で言いたい事は「一本の基準が変わる可能性が高い」という事。
現状の剣道ではガッツポーズと残心無しの打突は「一本にならない」というルールですね。
が・・世界大会などを観てみると、たまに「あれ・・残心無いのに一本?」とか「ガッツポーズメッチャ
してるやん!・・しかも一本かい!」という場面・・たまに観ます。
私的に上記の変更、礼儀を重んじる剣道において「越えてはならない一線」だと確信してます!
ただ、ここが緩くなる可能性、高いでしょうね。
後は何と言っても「有効打突の判断」、このレベルが日本人審判と他国の審判では
かなり差があるという事実。
世界大会での他国の審判さん、結構一本の基準が「低い」のです。
ガッツポーズや残心を別にしても、え?それで一本?というシーンは結構あります。
ここも、というかここが剣道国際化の最難関、且つ「譲れない部分」かと。
国際化になった暁には、変化は仕方無いのですが、やはり「剣道が教えてくれるもの」、
「剣道で得られるもの」、それを揺るがす変更には懸念を示してしまいます。
いつかそんな日が来るのでしょうか?
・・真面目か!真面目だ!笑
商品紹介!
結構大きめに載せてます、アピールです 笑
そう、一本は「心技体」が揃って成立するもの!この概念は譲って欲しくない!
そんな願いをこめた審判セット!是非是非!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!