剣道「あるある」!剣道が出る漫画やアニメ、ドラマ映画で「ないない!」と思う描写!その2!

こんばんは!元剣士の森川です!
さて前回経験者が見たドラマ等の剣道シーン「ないない!」の
「剣道あるある」を書きましたが・・分かりにくい説明だ 笑
ともかく!経験者が観て「ないない!」と思ってしまう剣道シーン、
未だ書き足りないので今回も続行します!
因みに今回も前回に引き続き「山田君」を登場させますので、あしからず!
仮名ですよ!
決闘シーン「ないない」、防具を・・着けなさい!
場所は何故か見渡しの良い原っぱ。横手には川が流れています。夕刻です。
遠い目をした山田君、道着のみの格好で誰かを待っている様です。
「・・逃げなかったか・・」
待ち人が来たみたいですね。名前は来た剣士も防具を着けてない、垂ネームが
無いので分かりません。良いです、「浜田君」にしときましょう。
向かい合う二人、お互いその手には竹刀・・ではなく、木刀。
・・木刀?
色々突っ込めますが、先ずは何で原っぱ?道場行きなさい。
次!試合するなら防具は必須!怪我するから!
防具は「殺し合い」を「剣道」に進化させた偉大な発明ですよ!
最後!木刀なんか普段使わないから!昇段試験位だから!
あとは素振りとか、怖い先生の必需品とか、修学旅行のお土産とか、そういう
使用意図だから、現代の木刀は!
防具も着用せずに、木刀で決闘?
道着を着てなかったら「ヤンチャな方々」の単なる喧嘩ですよ、それは!
流石に最近は観ない描写ですが、昔は結構ありました、剣道部設定でこういう場面。
これに関しては・・「危ない!」とだけ言っておきましょう 笑
超細かい「ないない」、これは原因を解明します!
とても大きな「ないない」を書いた後ですが、次は細かい「ないない」を!
お、山田君、今度はちゃんと道場で稽古してるじゃないですか!防具もバッチリ!イイネ!
稽古終了!竹刀を左手に置いて、正座。素晴らしい、ノーミスです。
小手を脱いで、面を取って・・そう!面は小手の上!演出家さんナイス!
で・・黙想。一人で無の境地に入るんですね。まあ、無い事も無い。
ん?山田君、何で手ぬぐい脱がないの?
これが・・結構多いんですね。
面を脱いで「ふー!」というシーンの後、何故か手ぬぐいははめたままで
会話や黙想を始めるという描写。
まあ、中にはそういう人も居るとは思います。剣士は全国に居ますから。
ただ・・面を脱いだら手ぬぐいもバッと取る!それが気持ち良いのに。汗でまみれてますから。
特に「有り得ない」描写では無いのですが、テレビやアニメで良く観る光景ですので、
その「原因」を知りたいなあ、と。
何でしょうね、手ぬぐいを取ると髪が乱れていて、事務所的なNGでも出てるのでしょうか?
これに関しては「ないない」というよりは「不思議」な描写ですねえ。
アニメや漫画は非現実が魅力!けど・・
そうなんです、ドラマもそうかもですが、普段皆が出来ない事をやれるのが、ドラマや
漫画、アニメの魅力で、その世界に観る者は入り込むわけです。
ですので、ある程度の「ないない」は笑ったり、まあいいか、と思えるものなんです。
ただ・・前回書いたガッツポーズ描写などは、やはり少し抵抗を感じてしまいます。
それはひとえに「礼節」を重きに置く剣道だからこそ、だと思うのです!
しかし、その線引きは難しいですね!個人によって「許容範囲」は変わりますから!
いかん!グチグチ言い出した!ストップ!笑
こんな言っても、また発見したら「ないない」の「あるある」やりますよ!笑
商品紹介!
良い色ですねえ。燻製竹刀、私的に最も好きな竹刀です。
格好良さは勿論、耐久性も抜群で、何より品を感じますね!
私の口から品だなんて・・恐縮です 笑
ともあれ、耐久性が抜群ですので練習にも試合にも使い易い!
そういった万能さも備えている燻製竹刀、是非是非どうぞ!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!