第63回全日本剣道選手権、初出場3位!20歳!梅ヶ谷翔選手の「準決勝の件」について書いていきます!
こんばんは!元剣士の森川です!
さて!前々回書いた梅ヶ谷選手の準決勝「まで」の戦い、
今回はその続きである準決勝について書いていこうかと
思います!
結果は既にご承知でしょう!
優勝した西村選手に敗退、というものでしたね。
で!ポイントを絞りましょう!
その負け方が・・
場外反則で敗退
でしたねえ。
要は、一本も取られない、取れないまま梅ヶ谷選手の
戦いは終了したのです。
そしてこの反則までの試合展開、正しく「膠着(こうちゃく)」状態、
お互いを警戒し続ける内容でしたね。
更に言えば、前々回書いた梅ヶ谷選手の「剣道脳」、そこから
導かれた「引き技」への結論、それに対する西村選手の対応、
見所はそこだったかなと。
結果的にそれが試合を決するものとなりましたしね。
あの判定に対する周囲の声
で!少々あの試合、というかあの場外反則の判定が沢山の
剣士によって語られているみたいです。
シンプルに、ルールとして「わざと場外に押し出した場合は反則無し」、
そういう決め事があります。
その視点では、確かにあれは「反則ではない」のです。
ただ、もう一つ「引き技等で”逃げ”の意識が見られた場合、反則」という
決め事も同時にあるのです。
何だかややこしくなってますね 笑
積み重ね、その結果
で、私的な見解ですが「難しいが、仕方ない」というものです。
というのも、この試合の梅ヶ谷選手はやはり引き技に活路を見出して
ましたし、その「積み重ね」が、最終的に仇となったのかなと。
あの判定、無効でも全く驚きませんが、そこはやはり人間が裁く武道、
審判団の判断に異論は挟むべきではないかなと。
試合の流れ上、かなり難しい判定だったと思いますし、どっちに転んでも
議論は免れなかったかな、とも。
ともあれ!梅ヶ谷選手は全日本でもトップレベルである事は証明してくれました!
彼はまだまだ若く、来年以降も活躍するでしょうし、私はやはりしつこく追いかけます 笑
今一度、お疲れ様でした、有難う御座いました、そう言いたいですね!
良い大会でした!今回はここまで!
ではでは!