剣道はノーパンじゃなきゃ駄目なの?

こんばんは!元剣士の森川です!
今日は良く聞かれる質問についてのお話をします。
「剣道ってノーパンじゃなきゃ駄目らしいけど、本当?」
この質問、それはもう小学生の頃から聞かれ続けました。
答えから言うと「特にノーパンじゃなきゃ駄目ではないけど、ノーパンの人が多い」です。

剣道の袴の下はノーパン?それとも下着を履いている?
理由は諸々言われていますが、最も納得出来るのは「着物と同じく、受け継がれている習慣」ですね。
西洋文化が入る前の日本、その普段着は着物で、中は何もはかないというのが常識でした。
武道の道着も着物の流れですので、同じ理由ではいていない、これが有力ですね。
後はまあ、男子でしたら睾丸の通気性の問題等、衛生面の点で下着はイケナイと。
歴史の継承と衛生面、この2つの理由が主ですね。
因みに私の場合は小学生時代はノーパン→中学からトランクスはいて稽古、でした。
思春期ですもの、恥ずかしいですもの。後はブリーフからトランクスへの変更も大きかったですね。
こうやって振り返ると通気性の問題はなるほど当てはまりますね。トランクスは蒸れませんから。
女性の場合、調べるとはいている方が多いようですね。
こちらの場合、剣道の普及の時期や身体的な違いもありますので、頷ける結果です。
ただ、男女関係無く、通う道場の方針や周りの剣士がはいてるはいてないかが、やはり
最も大きなポイントだと思います。
まあ、時は2013年、スパッツという革命的な着衣も御座いますので、
選択肢は増えていますね。
ですので、「ノーパンはちょっとなあ・・」とか思われて剣道に二の足を
踏まれている方、大丈夫です!はいても大丈夫!笑
ただ、男性の場合は一度ノーパンでの稽古はお奨めします。
不思議な感覚を体験できる事間違い無しです(笑)。
通気性の問題をクリアする道着も開発されています。
そんな剣道に古来から立ちふさがる通気性の問題、それを1つクリアしてくれる
道着がこれ!
メッシュ剣道着。これは経験者なら誰もが体験した悲惨な出来事を、
確実に防いでくれる素晴らしい発明ですな。
生乾きの道着、これ程臭く、尚且つ重いシロモノは御座いません。
梅雨の時期などは本当に嫌で、乾かないのは雨のせいだと分かってる
けど、母親に八つ当たりしておりました。ごめんなさい、お母さん。
反抗期だったんです。でもそれ位嫌でした。
そんな家庭崩壊の危機も未然に防いでくれるメッシュさん。お薦めです!
いやあ、良い時代ですね(笑)。
ではでは、今回も読んで下さった皆様に感謝を!
失礼致します!