剣道が教えてくれた大切なモノたち、森川の場合
こんばんは!元剣士の森川です!今回で自分語りは終わりです!
中学の部活、何に入る?
大問題ですよ、あなた。
相変わらずその剣友会では一番強かったのですが、前回書いた通り以前ほど
強くも無くなり、同時に剣への情熱も冷めてきている時期です。
そんな時期での部活選択・・7年握った剣を置くか、後3年握るか。
振り返ると気持ちは9割「ヤメタイ」でした(>_<)
で、剣道とは別に小学校からやっていたサッカー部に入って
「キャーモリカワクーン(^◇^)」的な・・ね・・中学生だから・・勘違いしちゃうから!
親との死闘、結果は・・
あれは隣にあった祖父の家の一室でした。
もうね、大喧嘩です。母とですが。父にはその時言えませんでした。怖い(゜o゜)
母「あんたは剣道を続けなさい!とにかく続けるのよ!」
私「サッカーしたいんだよ(モテたいから)!剣道はもういい!弱くなったし!」
母「そういう問題じゃないの!あんた自身の為にも続けなさい!」
私「はあ?俺の好きな事やるのが俺の為じゃないの?」
母「あんた本当にサッカーやりたいの?」
私「・・んあああ!やりたいね(不純だけど)!ああやりたい(もてたいから)!」
母「・・ハア・・分かった・・好きにしなさい・・」
押し切った!そう泣きじゃくりながら思いつつ、何かやはり心に「しこり」が
残ってました。7年続けた事を断ち切る覚悟、剣道への未練、残りの1割を
母に見透かされていた様に今は思います。
その夜でした。母は「最終兵器森川の父」に相談し、最終兵器の「お前、剣道部入るよな?」、
鬼の一言で勝負は決まりました(ーー;)剣道部入部決定です!オメデトウアリガトウ・・
ただね、サッカーを本当にやりたかったら、最終兵器があろうが何か不都合が起ころうが、
駄々をこねくりまわして、サッカー部に入って居たはずなんです。
「覚悟」があるか無いか、それを常に己に問いかけろ!
大学を出て、3ヶ月就職して、私は上京しました。上京時は最終兵器との最終決戦でした(゜o゜)
そのときの父との激闘は未だ忘れません。「恐怖で死にそうだ」と何度漏らしそうになったか 笑
そしてその死闘と同時に仕事と音楽だけをやり、他の一切を絶って猛烈にストイックだった
3ヶ月の生活もまた、記憶に残っています。
そのときの私には、明らかな「覚悟」があった。
中学の時の私には、その「覚悟」が無かった。
恐らく両親はそれを見抜いて、中学では剣道を続けさせ、上京は認めたのでしょう。
私が大会で好成績を残す事も勿論嬉しかったんでしょうが、それ以上に私が
剣道をやる事、その意義を大きな視点で、大きな心で見てくれていたんですね。
親の心子知らず。今は勿論あの頃より分かります。独身ですがね\(゜ロ\)ダレカー (/ロ゜)/イマセンカー
「覚悟」「目標に対する不動心」。重大な何かを決めるとき、自分にそれがあるかどうか
問うのはとても大事な事だと、私は思います。
中学3年間、それ以降の剣道との付き合い方
しかしやはり強引に入れられた思春期森川。反抗期真っ最中です。
そんな中、部活という「上下関係、礼儀作法」を重んじる場に身を投じ、
3年には主将(散々書いてますね)になりました。
既にその時には森川の考え方も変わり、「自分が何を出来るのか?」という
目標を立てれる程に成長していたのです!\(^o^)/\(^o^)/ヨカッタネー
私の変化は厳しくも優しかった先輩達や、慕ってくれる同級生剣士、彼等が
いたからこその「前向きな成長」でした。人には恵まれてるんです^m^
上下関係を柔らかくし、剣道部全体の底上げをする
これが当時私が立てた目標。結果は成功しましたよ!
上下関係は極力無くし、しかし目上、人への敬意は最低限守る。
万年1回戦負けの団体戦、私は私を練習台にする様、皆にお願いし、
とにかく皆と地稽古(練習試合)を繰り返しました。
結果最終的には最後の大会、団体戦でベスト8まで勝ち上がり(これも書いてる!)、
個人の成績以上の喜びも、皆と分かち合える喜びもある、という事に皆が
気付かせてくれました。
高校は九州学院!全国上位常連校です。
私は剣を置きました。理由は「覚悟」が無かったから。
問いかけたんですね、やっていけるかどうか。不安がありました。
心に曇りがあるなら、やめなさい。そう納得して帰宅部に\(^o^)/タノシカッタヨ~
ただ、やっぱり剣道は「好き」なんですね。10年やりましたから!
ですので、それ以降は観戦者として、楽しく剣道を観ています!
剣道が教えてくれた様々な事
ついにまとめですよ奥さん!長かった!
まあ、本当に長々書きましたが、見て頂ければ分かるとおり、私は
剣道を通じて、わずか10年で「人生の縮図」を歩んだわけです。
「弱者から強者になる」経験、「強者から弱者になる」経験。
剣道部での「社会の縮図」体験。主将になってその「社会を築く」体験。
剣道を通じて後に気付く親の凄さ、有り難さ。
そして何より「覚悟」、これの大切さ。
これらを教えてくれた剣道は、私生活でも未だに私の生きる「背骨」になっています!
覚悟があれば・・・何でもできる!\(^o^)/アリガトー
素晴らしいでしょ?剣道って素晴らしいでしょ?
他の部活でも体験できる?そうですね、否定はしません!
スポーツ、武道は素晴らしい!
でもね・・あなたが今観ているのは「剣道」のブログなんですよ!(゜o゜)ハッ
縁ですよ、縁。強引に持って行きますが、これは縁以外何物でもないっ(キリッ)!!
・・戻ろう。剣道を始めるオススメポイント、それはやはり「覚悟」が身につく!
基本個人競技ですので、相手に打ち込む時の「よし、いくぞう」感は凄いです。
何かにぶち当たる、その覚悟が剣道は自然と身につくんです!素敵!
はい!3回にわたり続けてきました私と剣道、今回で終わりです!
少しは楽しんで頂けましたか?それならば幸いです!
その後の森川のじんせいですか?ああ・・彼は頑張ったみたいですよ、結果はさておき(゜o゜)
それ以後のお話も、チラホラ出して行こうとは思います!
では、本当に長々お付き合い頂き、真に有難う御座います!
失礼致します!