剣道をはじめたい!竹刀って握り方は自由なの?

こんばんは!元剣士の森川です!
フィギュア真央ちゃん頑張った!
他の選手の方々もお疲れ様でした!
しかし、キム・ヨナ強いわ・・精神力が凄まじそうですな。
はい、毎回他の競技のお話から始まる妙なブログですが、観戦オタク
なので御容赦を!笑
竹刀の握り方って決まりがあるの?
ほぼ全ての剣士が「右手が前、左手が後ろ」という構えですね。
53800円の当店自慢の打ち込み台、篠塚君(妄想)をモデルに。
そう、こういう構えです。
更に言えば、力を入れるのは「左手の中指、薬指、小指」の3本。
右手は添えるだけ。スラムダンク的な教えですな(古い)、逆ですがね 笑
そして竹刀から体は「拳一個分」離し、剣先は相手の「喉元」に向ける。
これが一般的な「正しい構え」。
サウスポーなんだけど、持つ手が逆でも良いの?
実は「良い」んです。
規則には左手前の持ち方禁止!とは一切書かれていません!(゜o゜)ナント!
ですので、規則上は無問題なのですが、剣道をはじめると必ず最初は
上記の一般的な構えを教えられます。
歴史の積み重ね、そこから現在の構えへ
サウスポー、良い響きですね!
野球やボクシング、サッカーまで「左利き」の選手は沢山居ます。
ただ、剣道においては皆無なのです。
その理由を色々と調べてみましたが、やはり最有力は「右利きが常識だった」説。
武士の時代まで遡りますと、前に書いた「左差し」、右利きの剣士がいつでも剣を
抜ける差し方、ここに答えがあるみたいですね。
これも前に書きましたが、私の年代でも「左利き」は矯正させられていた時代。
江戸や明治、そこまで行くと、いよいよ左利きは異端の存在として見られていた
と思われます。
しかも武士となると、刀の差し方は「臨戦態勢」か「斬る意思無し」という表現でした。
左差しなら臨戦、右差しなら敵意無し、こんな感じですね。
こうやって差し方の統一を図ることによって、武士の間での「暗黙のルール」が
守られていたのです。
で、その流れ、右利きこそ王道という「剣の常識」が、現在まで影響していると。
それでも逆に構えたい!
了解です!ただ・・上段のお話の時も言った「分かった分かった、でも最初は
基本の構えから覚えようね(*^。^*)ホッコリ」という大人の教えを勧められる事は
間違い無いです。
ですので、一旦王道を試してみて下さい。
そこでどうにもシックリこない時は、もう一度頼んでみるのもアリかもです。
個人的には歴史は重んじたいですが、変化に対応する事も大切だと思いますので、
やってみては?という気持ちもあります!
まあ、これも上段の時と同じく、見てみたいという欲求ですが 笑
戸惑うでしょうね、相手は。「え・・・逆・・」、必ず思います。
私なら、テンパリます 笑
難点は審判でしょう。審判も恐らくは「逆構え」の剣士など早々見ないとは
思われますので、旗が上がりにくいという事態は予想しておくべきです(゜o゜)
ただ、左利きの剣士にとって王道の構え、実は少しだけ利点があるのです。
それは左手にしか力を入れない、という構えの基本。
左利きでしたら、右利きよりも握りの飲み込みは早いです、確実に。
まあ、そういう利点からも、うまい具合に出来てますね、歴史の積み重ねってやつは 笑
ハイ!商品紹介!
最近はクネクネ小手激推しでしたので、奇跡の小手、洗える小手「無双」
を登場させます。
小手が洗える・・これを聞いた時は携帯でテレビが観れると知った時位の
衝撃を受けました!古いって?昭和生まれだもん、古いよ!(゜o゜)
あ、因みに打ち込み台の篠塚君も是非 笑
笑ってますが、結構現役時代はお世話になりました!
イメージを実際に試す時、人相手だとちょっと危険だな、と言う時に
私は良く打ち込んでましたね!
道場関係者の方、持ってないのなら是非是非!
ではでは、今回も読んで下さり、真に有難う御座いました!
失礼致します!