剣道の「構え」についての素朴な質問に答えます!

こんばんは!元剣士の森川です!
昨日同じ職場の年齢が近い元剣士に「六三四の剣、読んでた?」と
質問したら「いや、プライベートとは分けてたんで、読んでなかった」
という何だか大人な返答をされ、少し凹みました 笑
なるほど、そういう考えもあるんだなと 笑
良く観ると「少し変」な剣道の構え
さて、今回はその友人ではなく、他の未経験者に聞かれた質問に
お答えします!(゜o゜)
質問した彼は、どうやら漫画「バガボンド」の大ファンらしく、そこで
作中気付いた疑問を私にぶつけてきたのです。
その質問とは・・
「ねえ、何で剣道って足も手も右が前なの?」
なるほど・・言われてみれば珍しいかもですね。
確かに人間は普段歩く時、足と手は左右「交互」に動かします。
同時に動かす時は、それこそ漫画などでよく使われる「緊張して」
右手右足が同時に出た!で、こけた!という、まあベタなアレです 笑
しかし、剣道はその右手右足が常に前に来ています。
これは普段の動きからすれば、確かに不自然ですね。
宜しい!私がその疑問にお答えしましょう!
・・というか、もう彼には答えたんですがね 笑
右手右足が前にある最大の理由とは?
はい、これが基本の構えです。
確かに右手右足が前ですね。
では何故この構えなのか?
実はこれにはきちんと理由がありまして、一般的に手が右利きの
人間は「左足の力の方が強い」という統計が出ているんですね。
理屈としては、右手で何かのアクションを起こした場合、人間は
左足で「踏ん張る」「蹴る」動作が体に染み付いているのです!
野球のピッチャーが分かりやすいですね。
右利きの投手は投球の際、左足で「踏ん張り」、そこで力を凝縮させます。
結果、左足が強くなる、と。
剣道はその左足の力を最大限に活かす構えを摂っているのです!
左足で「踏ん張り」、打突の際は左足で「蹴る」。
よって、すり足同様、構えも最も理にかなった形なんです!(゜o゜)オオッ
うーん、やはり歴史の積み重ね、恐るべし。
今回はとても真面目でシンプルな回ですな。
私が一番驚いています 笑
たまにはこういうシュッとした展開も無いと、締まりませんから!
はい!もうこの勢いで商品紹介!
今まで温存してきた商品を遂に・・
3600円、安くはないです。
が!竹刀1、2本分の価格で実質3本以上の耐久性を得られるならば、
長期的に観れば安い!と思いますよ!
これはかなり画期的だと思うんだけどなあ。
是非是非!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座いました!
失礼致します!