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2013.10.04

剣道と野球の意外な関係!あの名選手は「真剣」で素振りをしていた!

こんばんは!元剣士の森川です!

 

さて、今回は野球選手のお話なんですが、私的には野球のバットと

剣術の真剣、剣道の竹刀は選手にとって同じ様な価値観を持っている様に

思えて成りません。

 

野球の日本代表が「侍ジャパン」と名乗る様に、バットを一振り、これは

真剣を一振り!と同じ心持ちで行っているんじゃないかなあ、と。

 

そんなわけで、野球と剣道、バットと真剣のお話を!

 

現在最も「侍」を感じさせる野球選手は?

 

これは間違い無く私が結構話題に出している「イチロー」選手でしょう!

 

構えや佇まいから、正しく相手の投げたボール、その魂を打つのではなく「斬る」、

そういう印象をうけますね!(゜o゜)

 

また、イチロー選手を語る上で「とにかく道具を大事にする」、このエピソードも

忘れてはなりませぬ!

ドキュメンタリーなどを観ても、用具係の方に任せるのではなく、常に自分でメンテナンス、

管理をされていました。

 

なんだか、道具が防具に、バットが竹刀に見えて仕方無いのです!

 

そんな現在記録的にも姿勢的にも偉大なイチロー選手なのですが、それよりももっと以前の

選手で、正しく侍の稽古そのままを行っていた伝説を持つ、偉大な方がいらっしゃいました!

 

彼の名は「王貞治」

 

言わずと知れた「本塁打世界記録」を持つ、プロ野球至上最も偉大な選手の一人です!

 

そんな王選手、「一本足打法」が代名詞ですが、そのフォームが完成する過程に「真剣での素振り」

が大きな鍵だったというのは有名なお話ですね!

 

始まりは王選手が剣道家・羽賀準一さんの所へ指南に出向いた事から。

そこで居合いも含め、真剣での素振りをすることで、集中力や振りの正確さ、バランス感覚を

鍛えられた、という事です。

 

これは当時の多くの記者さんが目撃されてますので、先ず本当でしょう!

 

余りの練習量に、足元の畳はボロボロだったとか、白紙をぶら下げてスパッと斬れるまで

振り続けたとか、下着一枚でやることで、筋肉の動きを確認していたとか、その目撃証言は

どれも壮絶で、感服するばかりです。

 

元祖ストイック、元祖侍野球選手、そんな言葉が相応しい偉大な選手ですね!

 

競技は違えど、目的は同じ!

 

これは余談ですが、王さんは人格者としても有名ですね。素晴らしすぎる!

 

さて、野球選手の侍話を今回して参りましたが、言いたい事は

 

「剣を握る間は、とにかくストイックであれ!」という事。

 

勿論剣道界にも同じ様な素晴らしい精神の持ち主はいらっしゃいます!

しかし、今回はあえて「日本の国技」でもある野球、その偉大な選手から刺激を

受けて頂ければ!と思い、書きました!

 

え?野球は国技じゃない?いやいや、前にも書いたでしょ?「国技の様なものだ」と・・

 

危ない(何が)!商品紹介!

真剣と想定し、稽古してください!

 

「打つ」意識ではなく「斬る」意識、これは結構大事です!

 

美しい一本の第一歩じゃないでしょうか?

 

稽古用に最適ですが、稽古から真剣勝負で行きましょう!

 

是非是非どうぞ!

 

ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!

 

失礼致します!