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2014.01.10

剣道の「五行の構え」応用編!中段の構えにも5種類あるんです!

こんばんは!元剣士の森川です!

 

さて、前回五行の構えについての基本的な解説をしましたが、

今回からは応用編!

 

とは言っても、特に試験などはありませんので、いつもと変わらず

ゆったり読んで頂ければ、と思います!

 

ただ、後々私のクイズのネタには確実になるでしょう!笑

 

中段には5種類の構えがあった!

 

早速今回採り上げる構えは・・中段!

 

日本、いや世界で最も剣士に愛され、使用されている構えですね!

 

一応簡単に理由を説明すると、やはり「攻守のバランスが他の構えよりも

秀でている」という点が大きいでしょうね。

 

で!そんな剣道において「王道」の中段、実は「5種類の構え方」があった事、

ご存知でしょうか?

 

私は・・正直3つまでしか知りませんでした!笑

 

だが大丈夫です!既に「知っている側」に居ますので、今から5つ!早速

紹介していきましょう!

 

「正眼」以外にもこんなにあったぞ!中段の種類!

 

では5つの中段の構え、一気に書いていきます!

 

・正眼の構え・・・剣先を相手の喉元に定める

・青眼の構え・・・剣先を相手の左目に定める

・晴眼の構え・・・剣先を相手の眉間、眼と眼、その中心に定める

・星眼の構え・・・剣先を相手の顔面の中心に定める

・臍眼の構え・・・剣先を相手の臍の辺りに定める

 

以上!

 

最後の臍、これって「へそ」「ほぞ」「さい」などの読み方がありますが、

実は「せい」って読み方もあるんですねえ。

 

という事は・・そう!上記5つ、全て「せいがん」と読むのです!

 

考えた偉人さん、素晴らしい日本語力ですね。脱帽です!

 

あなたはどの「せいがん」?

 

で、最初の「正眼の構え」、これは中段の別名として良く使われますが、

実はきちんと種類と違いがあったんです!

 

上記の説明で分かるとおり、基本的には「剣先がどこに向かっているのか?」、

ここがポイントなんです。

 

「臍眼」は少し特殊、位置が低いですが、他は微妙な剣先の違いですね。

ただ、これが不思議な事に、剣士によって染み付いた「せいがん」があるのです!

 

私はやはり「正眼」でした。これが最も多いのでは無いでしょうか?

 

位置的に「攻守のバランス」が最もとれている構えなんですね、正眼は。

 

剣先が高いと自分の小手や胴が空いている感覚に襲われ、少し怖い。

低すぎると今度は自分の面が空いているので、やはり心に不安が宿りました。

 

結果的に、先生の教えと経験から、殆どの剣士は「正眼」が身につくのです!

 

基本は中段の正眼から!

これこそが、「バランスが良い構えの中でも最もバランスが良い剣先」なのですから!

 

基本、やはり大事ですよ!

 

ただ・・私は上段剣士も好きですがね!

と言うわけで次回は上段について!笑

 

みえみえの前フリをしつつ商品紹介!

久々登場、燻製竹刀!品格十分!

 

燻製竹刀!

燻製竹刀って・・良い匂いしそうですよね。

 

・・いや、独り言です、スミマセン 笑

 

ともかく!強度がら品質、更には品格まで備えた正しく

「ワンランク上の」竹刀!

 

いつも言う様に、稽古で慣らしつつ、試合で使って頂きたい逸品!

是非是非どうぞ!

 

ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!

 

失礼致します!