剣道の強豪高校が強豪校であり続けるのには・・こんな理由がある！スカウトについての元剣士の見解！
こんばんは！元剣士の森川です！
さて、前回は強豪校が強豪校である理由、それを幾つか書いていきましたが、
今回はその中の一つ「学校側のスカウト」について、私的に思うことを
書いて行こうかなと考えております！
毎回書きますが、あくまで「個人的な意見」ですので、「ほう、そんな考え方もあるのね(゜o゜)」
と大きな心で読んで頂ければ幸いです！
様々な競技で見かける「県外組」
先ずは、これは剣道に限ったお話じゃないですね。
例えばサッカー。
全国大会などでスタメンの紹介があった時、稀に「全員地元以外の都道府県出身」という
事態を目の当たりにします。
(゜o゜)・・ハッ！
と、正直思わずなってしまいますよね 笑
後は極端な例で言えば駅伝。
最早日本人ではない方が颯爽と２区を走り区間賞ゲット！と言う展開、あるあるです。
まあこれは大学の方が多い傾向ですが、高校でもあります。
反対である幾つかの理由
こういった県外組とでも言いましょうか、そういうスカウトシステムに対して、やはり否定的な
意見は飛び交います。
「高校の部活として、そのやり方はどうなのか？」
「寄せ集めのチームで勝っても嬉しくない」
「地元民として素直に応援できない」
「地元の選手の育成に弊害がでてしまう」
等々、正直すべて「確かに、その通りです！」と頷く意見ばかりなのですね。
その証拠に、たまに公立高校で全員地元っ子、そんなチームが甲子園などに出場すると、
テレビ的には大盛り上がり！
更に言えば、テレビの前の私も「おお！ガンバレ！」と思わず応援したくなるものです。
ただ、裏を返せば、純粋な地元選抜、しかも「スカウト無しで」入学したチームが活躍するには、
余りに敷居が高い高校競技界でもある、という事実も横たわります。
私的には「基本的に肯定派」です
で、上記を踏まえて、私の考えを勝手ながら述べると実は「スカウト肯定派」なんです。
上記のご意見は本当に理解出来ます。それは今一度強調した上で、ですがね（ちょっと怖い）！
肯定の最大の理由として、やはり「選手の立場になって考えた時」、それは納得せざるを得なくなります。
高校スポーツ、それは特定の競技では「プロへのアピール」の場所であり、それ以外だと
「大学へのアピール」の場でもあるのです。
もし私が超一流の素質を持った中学の野球選手だとします。
更に私が住む県の中に、野球の強豪校、全国トップレベルの高校が無い！そんな事態に
なったと想定したとき・・私ならば、故郷から出ると思います。
プロになりたい、甲子園に出たい、そして何より「上手くなりたい」、それを考えた時、
自分が望む未来を叶えるには、強豪校という選択がベストなのです。
剣道に話を戻すと、自分よりも実力が劣る剣士と３年間稽古をするのと、自分と同等、
あるいは自分以上の実力を有する剣士と３年稽古をするのでは、圧倒的な伸びしろの差が
生まれてしまいます。
これは私が昔書いた自分の体験談からも分かる事で、私は小学６年で引越し、道場を変えましたが、
その後は前の道場の剣友達に実力で置いて行かれました。ええ、悔しかったです！
ただ、引っ越した先では、勝つこと以外の大切なものを沢山学べた、その事実もやはり書いておきますね。
応援してあげて下さい！
そう、結局これは部活で「何を優先順位に置くのか？」という問題で、私の場合、そこそこ
強くはありましたが、とてもスカウトに引っかかる実力ではありませんでした。
その場合、「今そこにある環境」で、様々な物事を学び成長する、それがベターだと思います。
ただ、全国レベルの実力を持った選手達、彼等に関しては「その競技でプロ、進学」という
目標があるのです。
それに邁進する選手達、彼等が集まった強豪校、確かに少し違和感はありますが、個人の
事情を考えた時、どうしても否定的にはなれない！というのが私的な意見ですね。
否定的な意見、十分わかります！
ただ、テレビに映る県外から来た超高校級の選手、彼の地元を去る決断と目標に向かう意思、
それを少しでも汲んで頂ければ、嬉しいかなあと。
そして願わくば、そんな意思が集結したチームも応援して頂ければ幸いです！
商品紹介！
六三四も強さを求め、旅に出た！
白六三四刺剣道着！デイリーランク５位！
名作漫画「六三四の剣」、その主人公六三四も、実は高校時代「強くなる為に」、部活を
休部し、武者修行の旅に出てます！
ただ、一回強制退部させられますがね 笑
六三四も彼等の決断にはきっと頷いてくれるでしょう！
・・と、信じてます 笑
ともあれ、昔ながらの逸品！耐久性抜群ですよ！是非是非！
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います！
失礼致します！