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2013.01.26

剣道で最もビックリさせられる技は?

こんばんは!元剣士の森川です!

 

今日は剣道で最も派手に見えて、手品みたいで、やられた相手は
驚きと同時にちょっと恥ずかしくなってしまう、そんな技を紹介します!

 

その技とは「巻き技」、巻き上げとも呼ばれます。
簡単に説明すると、試合でお互いが構えて向き合ってるとします。
と、次の瞬間。あら不思議、片方の選手の竹刀が空中に浮いているではないですか!

 

無防備になった剣士に、巻き技を仕掛けた相手は面を1本!
または竹刀は落とすと反則になるので(2回やると相手に1本与えられます)、
竹刀が床に落ちた瞬間、審判が一度試合を止めるかのどちらかです。

 

この技の種を明かすと、竹刀で相手の竹刀を文字通りクルッと1周「巻いて」、
相手の手元から竹刀を奪います。
この技、難易度が高く、相手の竹刀の握りが甘い時を見極め、更には
自分の手首の強さ(手首「だけ」で回転させる)も必要になりますので、
試合では殆どお目にかかりません。

 

 

私の場合は稽古中、少し油断している時に先生から何回か「ヤラレタ」記憶があります。
これが、とても恥ずかしい(^_^;)
「油断してたな、おい」と、無言で、しかも剣士の命、竹刀を飛ばされる訳ですから。
恐らくこういうケースで「ヤラレル」剣士が殆どでしょうね。

 

基本的に実力差がある場合の「巻き技」は、余り良いとはされていません。
与えなくて良い屈辱や恥辱を、明らかな差があると分かった上で、なお与える。
武道の精神に反する、というわけですね。

 

ただ、前述した先生が教え子に対してならば、全く問題ありません。
油断しているのを見抜くのも、それを戒(いまし)めるのも、教える側の
責任感からで、むしろ「試合では気を抜くな、こういう事になるぞ」という、
愛のムチですね。

 

相手と向き合っている時に竹刀が無い状態は、本当に「ヤラレタ!」という
気持ちになり、無力感が半端無いです。竹刀が床に落ちる音も寂しい 笑

 

竹刀は左手中指薬指小指、この3本でしっかり支えましょう!
というわけで、今日は竹刀を紹介させて頂きます!

一番の消耗品です!色んな竹刀を試して下さい!

最適なサイズは目安としてHPに詳細が載ってますので、慎重に照らし合わせてから
お買い求め下さい!
後、竹刀は本当に「自分に合う、合わない」が本人にしか分からない”感覚”があります。
ですので、自分に合う1本が見つかるまでは、色んな竹刀を試すのも1つの手です!
基本的にはかなりの消耗品ですので、試しやすいとは思います!

 

 

そして、その結果「自分に合う」1本が当店の竹刀ならば幸いです(^^)
では、今日も読んで下さり真に有難う御座います!
失礼致します!