剣道の珍しい技「逆小手」について!

こんばんは!元剣士の森川です!
もうすぐお花見の季節ですねえ。桜で一杯、くう!粋だねえ!
まあ、私はお酒呑みませんがね 笑
ただ、熊本城の夜桜は物凄く綺麗ですので、開花したら行きます!(゜o゜)
「逆胴」はあるけど「逆小手」って一本になるの?
これは結構多く受けた質問ですので、今回はこの話題で!
逆技。逆胴とは、そのまま普段は自分から見て左側の胴に打ち込みます。これが胴打ち。
逆胴はまさにその逆。相手の右側の胴に打ち込みます。
これがねえ・・決まらないんですよ 笑
逆技に対しての審判の判断は相当に厳しく、完璧に決まっても旗が挙がらないケースも
結構あるんです。
なぜか?逆胴に関しては「常に空いている箇所」ですので、正直当てようと思えば、
かなりの確率で打突は成功します。
常に空いている箇所なので、審判の判断は自ずと厳しくなります。
「完璧じゃないと、旗は上げん!(゜o゜)」みたいな心象ですね。
そして逆小手。実はこれには「一定の条件」というのが設けられており、
それを満たせば「有効な打突」とみなされるのです!
逆小手が有効になる「中段以外の構えの状態」
例えば、お互いが中段の構えで向き合っていて、逆小手を完璧に決めたとしましょう。
残念!一本にはなりません!
上記したように「中段以外の構え」じゃないと、逆小手自体が「技」として認められないのです!
となれば、中段以外ですと次に多いのは「上段」の剣士。
そう、上段の剣士には「逆小手」は有効なのです!
これは前に書いた「上段が強すぎた時代」の名残かもしれませんねえ。
「強すぎるから、君達には逆小手アリにするから(゜o゜)」
「え・・えええ!(゜o゜)オイオイ」
みたいな流れでしょう。雑ですがね 笑
不憫ですなあ、上段剣士。でも格好良いので私は大好きです!
残りの一つ、三点防御とは?
画像右の方がやっている防御、これが「三点防御」。
面、小手、胴、全てをカバーする防御ですね。
で、空いている箇所は?そう!逆胴と逆小手!
この場合も逆小手は有効になり、更には逆胴は「審判の判断」が少し
甘くなります。
理由は簡単、「そこしか空いていないから」ですね(゜o゜)ソリャソウサ
まあこの三点防御については、「余り好ましくない構え」という理由から、どの剣士も色々と
考える事はありますが、どうしてもやってしまう場合があるんですねえ・・
剣士ならば、誰もが一度はやってしまう構え、それが三点防御。
これについても色々書きたいことはありますが、今回は省略!笑
ただ、この逆小手、有効になっても私は決めた事がありませんし、
決まったのを生で見た事もありません。
こういう稽古はしませんからね、普段は。
如何に稽古が重要かというのを教えてくれる存在でもありますね、逆小手!
しかし、一度位は決めてみたかったなあ・・笑
ただ、三点防御に対しての逆胴は本当に有効ですので、是非一度
困った時にでもお試しあれ!
私は何度か決めました!(゜o゜)ドウアリ!
ハイ!商品紹介!
ええと・・メッシとクリロナ・・どちらも世界で超一流のサッカー選手です 笑
兎に角、素晴らしい商品だと!
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毎月5組限定(手差しですからね・・)です!是非是非!
では、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!