剣道の「場外反則」、審判の判断基準を教えます!

こんばんは!元剣士の森川です!
いやあ、サッカー日本代表、負けましたねえ・・
が!W杯自体は99%出場出来る状況なので、残り2試合
も頑張って頂きたい!
ともかく、選手や関係者の皆様、一先ずはお疲れ様でした!(゜o゜)
高校剣道までに多い「場外反則」
剣道には様々な反則がありますが、中でもこの「場外反則」は最も
剣士が遭遇する反則でしょう。
反則の内容は読んで字の如く「場外に出たら」反則を取られます。
反則はどんな種類のものでも2回やったら併せて一本になります!(゜o゜)
ですので、やはり極力避けたいものですねえ。
ただ、この場外反則がくせ者で、体格差が大きいと、どうしても出されて
しまうんですよねえ(^_^.)コマッタ
そこでの対抗策は前にも少し書きましたが、場外ラインギリギリで体を
入れ替える、というのが一番です。
相撲の「うっちゃり」みたいなものですね(゜o゜)ウリャ!
本当に「押すだけ」の剣士はたまに居ます。体格を活かして兎に角猛プッシュ!
そんな時は「ああ・・出されるぅ(T_T)」みたいな表情で、少し力を緩めて、
ライン際で「サッ」と体を入れ替えちゃいましょう!(゜o゜)デキル!
稽古等でやってみるのも手かもですね。
結構起こりえるケースですので、練習で繰り返しながら、体で覚えましょう!
強引に出されても自分の「反則」になっちゃうの?
そう、この疑問は当然です!
剣道ですから!押し合いじゃねえから!フェアじゃねえから!(゜o゜)ソウダソウダ!
思いますよね?
はい!そこで「押した剣士が場外反則になる」ケースを紹介しましょう!
審判が最も観る点は「打ち込める間合いだったかどうか」
そう、単純に言えば「技を出さずに鍔迫り合いに持ち込んで、押し出し」、この
場合は押し出した側が反則を取られます。
まあ、「明らかに場外反則”しか”狙っていない行為」という解釈ですね。
ただ、逆に言えば「技を出した後、多少強引でも外に押し出す」行為、これは
基本的に出された剣士が反則を取られます!
理不尽と思われるかもですが、「技を出す」という条件はクリアしている以上、
そこから更に外に出されるのは、「消極的」若しくは「”結果的に”外に出された」、と
みなされます。
が!あまりに露骨な押し出しの場合は、審判が集まって話し合い、押し出した方が
反則を取られるケースもあるので、ご安心下さい!
長く剣道をやっていると、本当に「押す」事しかやってこない相手と対戦する機会が
やってくるのです。
正直・・困ります・・自分は一体何の試合をやっているのかと 笑
もうね、すっごいくっついてくるんですよ!
そういう時は、なるべく試合場の中心に居て、「円を描くイメージ」で相手をいなして下さい!
そうすれば、もう一つの反則「鍔迫り合い反則」を相手が取られる可能性大!ですので!
ボクシングと同じですね。コーナーは危険!常に試合場の真ん中を意識!
”腰”を意識して当たり強くなれ!
さて、「場外直前で体を入れ替える」、「試合場の中心を取る」、この2点が
主な場外反則への対抗策ですが、意外と教えられないのが「当たられ方」なんです!
教えます!明らかに相手が「んおおおー!押し出してやるうう!(゜o゜)」的な相手の場合、
ぶつかられる直前に、少し体を沈めます。
その後、腰に意識を集中!
で、ぶつかってくるタイミングで、膝をバネの様に下から上に!
腰を入れている状態で、下から突き上げれば、結構な体格差でも実は当たり負けしません!
実際私は「くっつき」がしつこい相手の時、結構使っていました!
タイミング命です!カウンターですよ!
因みにこの体当たり方法、「六三四の剣」で学びました 笑
ぜひお試しあれ!笑
はい!相変わらず六三四の剣が剣士のバイブルだという主張をしたところで、商品紹介!
アキレス腱も勿論ですが、剣道はかかとに結構な負担がかかる武道なんです。
今回紹介した「押し出し剣士」が相手の時など、大活躍です!
下半身をバネの様に使う、その起爆剤がかかと!
それを守るサポーター!
特に上手いことは思いつきません!笑
思いつきませんが、大事で痛めやすい箇所である事は間違い無いので、
是非是非どうぞ!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座いました!
失礼致します!