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2013.12.22

剣道経験者がオススメする時代劇、年末特集!今回は「たそがれ清兵衛」、この殺陣は・・

こんばんは!元剣士の森川です!

 

さて、あるある大特集も終わり、次は何を持ってこようかと

思案しておりましたが、忘れてました、時代劇特集。

 

少し前に「一命」を採り上げましたが、今回は私的に別の角度でオススメ!

の一本教えちゃいます!

 

早速その題名を・・

 

その映画「たそがれ清兵衛」

 

恐らく観た事が無い方も、題名位は知っている、という有名な作品だとは思います。

 

軽くこの作品について説明しますと・・

 

原作は藤沢周平、監督山田洋次、うーん双方一流。

 

そしてこの作品、26回日本アカデミー賞等、その年の賞を「総なめ」する完成度。

先ずは作品としても一級品、これを強調しておきます!

 

面白いぞ、と 笑

 

で、簡単にあらすじをネタバレしない範囲で書きますと・・

 

井口清兵衛という妻を無くし、男で一つで子を育てる人物が、時代による様々な事情により、

平穏な生活を送りながらも、やむなく剣を再び・・

 

これ以上は無理!言っても面白いけど自粛します!笑

 

で、冒頭に書いた「一命とは違った角度でのオススメポイント」、あるんです。

 

それは観た方なら納得の見所だとは思いますが、このブログにピッタリの見せ場!

 

真田広之の殺陣は、俳優では群を抜いております!

 

まあ、凄いですよ。

 

今作、大きく2回の殺陣があるのですが、一回が棒きれ、そして終盤は「小太刀のみ」の

殺陣を真田さん、清兵衛が行うのですが・・

 

観れば分かります、この次元の違いが。

 

基本的に真田広之という役者さんは、時代劇に出ればその所作から既に他の出演者とは

一線を画す品を備えており、殺陣になれば出身がアクション事務所の方ですので、体捌きから

殺陣の野蛮さから美しさまで、全てが日本トップクラス!

 

勿論、作品自体、お話のクオリティも高いですが、この真田さんの殺陣が今作の評価を

もう一段上げている事は、疑いようのない事実でしょう!

 

ネタバレは避けたいですが・・少しだけ一般的な「殺陣」との違いを書いちゃいます!

 

より実践的に!だからこそ生まれる究極の緊張感!

 

殺陣というと、「相手の様子を伺って、一太刀浴びせてまた間合いを取る」、これが

普通の殺陣。これはこれで美しさと魅せる事への大事な技術ですので、全然問題ありません!

 

で、このたそがれ清兵衛。

そういう形式を一切排して、よりリアルに、生々しい真剣勝負を魅せる事に成功しているのです!

 

これは後の監督の談話で知ったのですが、一度そういった形式を「破壊」してみたい、という

旨もあったみたいですね。

 

そしてそれを実現するには真田広之という一流の殺陣が出来る人間が不可欠!と。

 

斬られて斬って、斬って斬られて。

こういうリアリティは、作品にする時「ちょっと何やってるか分かりません」的な、いわゆる

ガチャガチャした殺陣になりがちなのです。

 

その問題を、監督や撮影スタッフ、そして真田さんを中心とした演者が見事にクリアし、実に

緊張感ある、且つ見応えとストレスの無い殺陣に仕上げているのです!

 

うーん、褒めまくり 笑

 

ともあれ、殺陣だけでも観る価値が有り、更にはお話も面白い「たそがれ清兵衛」、是非

ご覧あれ!

 

商品紹介!こちらも良ければご覧あれ!笑

これぞ日本!3本入るけど日本(謝罪)!

 

ムラ糸略式胴太3本入 裏付、竹刀袋!

 

デイリーランク3位でしたね。こういう商品が日の目を見るのは嬉しい!

 

私的には上から4番目の「ニ鷹」が好きですねえ。

 

一富士ニ鷹とありますよ!ナスはありませんからね!笑

 

デザイン抜群!大きさも十分!是非是非!

 

ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!

 

失礼致します!