元剣士が名作「六三四の剣」について語る!今回は「構え」へのこだわり!乾俊一の二刀流!
こんばんは!元剣士の森川です!
さて、前回から始まった、いや強引に始めた六三四の剣企画、
楽しんでますか?楽しんでるのでしょう(勝手)!笑
一応、要点を絞れるよう、登場人物の剣士達、その「構え」について
書いていこうと思い、今回が2人目!
早速2人目の剣士、紹介しましょう!
その男、乾 俊一!
乾、古沢との出会い!
ここまで読んで頂くと、「何て不幸な人なんだ」と感じるでしょうし、事実彼は
相当な不幸設定を課せられています。同情、したくなりますよね・・
しかし!作中の余りの性格の悪さから、環境や境遇を忘れ、思わず「嫌いだ」と
思ってしまう場面が多々あるんです。
読者にも甘えを許さない、六三四の剣の作品としての質の高さ、この描きからも
理解できると思います!
彼の原動力が「憎しみ」という点も貫かれ、胸にクルものがあります。
で、そんな乾が出会う人物とは・・
古沢兵衛、洞窟で暮らす老人、恐らくはあの「宮本武蔵」をベースに描かれた人物!
この古沢・・恐ろしく強い!六三四が武者修行で完膚なきまでに負けた相手なんです!
そんな六三四というライバルが師事を仰いだ人物に、乾も導かれる様出会う・・
うーん、やはりこの作品、優れてますな 笑
乾、二刀流に目覚める!
で、この古沢という人物が「伝説の二刀使い」で、乾は彼の二刀を伝授される、という
お話の流れなんですが、ここも見所!
古沢が乾に自分と似た部分を感じ取り、「同情」からではなく「興味」から伝授を
決意する。
ここも甘さを排除!あの「教えてやろう」と言った時の嫌な笑顔・・最高です 笑
これでも随分端折りましたが、遂に乾は命がけで二刀を習得するのです!
続きは・・原作で!
しかし見事なネタバレ回!笑
習得後の乾、彼の行動や言動も非常に興味深く、実に上手い描きなのですが・・
流石にこれ以上は漫画を読んで欲しい!いや、剣道と人生の教科書を!笑
ともあれ、言ってしまえば5人目のキャラ、そんな位置づけの人物にも、ここまでの
背景を描き、未だ私の胸に残り続ける六三四の剣、やはり素晴らしい作品です!
今回も絶賛!商品紹介!
テクニカルサポーター!
この季節、防寒にも役立つ優れものですよ!
あ、因みに高校生の二刀は公式試合では禁止ですよ!そこはフィクション!笑
高校生だと、先ず二刀は筋力的にも難しいでしょうしね。
ともあれ、六三四の剣と商品、是非是非どうぞ!笑
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!