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2013.02.05

剣道を愛するあなたにオススメの小説と映画!

こんばんは!元剣士の森川です!前職は某日本一レンタルビデオ店でした!

歳を感じますね・・未だにレンタル「ビデオ」なんて言ってますから 笑

 

さて、今回はそんな読書、映画鑑賞も好きな私がオススメする作品を

紹介したいと思います!

でも漫画はやはり「六三四の剣」で決まりです!騙されたと思って、

満喫か古本屋に行ってみて下さい!もうこの際新品じゃなくても良い!笑

 

 

とまあ、前置きはこれ位にして、月に1冊、週に2,3本は小説、映画を読んで観る

私のオススメする作品、それは・・

 

壬生義士伝(みぶぎしでん)です!

作者は誰もが一度は聞いたことはあるであろう、文豪浅田次郎さん。

 

オススメする理由を簡潔に書くと、剣士は大抵「武士」にどこか憧れ、

時代劇などを観ては「武士道・・格好良い・・(*^_^*)」とか「いやいや、その太刀筋

素人やん!」

と感銘(かんめい)を受けたり経験者ならではの上から突っ込みをしています。

 

 

で、やはり私もそんな日々を送り、突っ込む為に、いや学ぶ為に様々な剣道、

武士道の作品を読んで、観て、この作品に出会いました。

 

語り出すと会社から「長いよ、長い」と言われる事は間違い無く、私の

生活的な身を案じる為にも一言でこの作品のポイントを伝えます!

 

主人公「吉村」、彼が人を斬る理由

ほんの少しだけ物語のあらすじを説明すると、新撰組末期のお話です。

で、この吉村という侍が、新撰組に「訳あり」で途中から加入するのです。

果たして新撰組、そして吉村の運命は・・

 

吉村が人を斬る理由。これがねえ・・実に素晴らしく、他の作品には無い

強烈な個性を放っています。

ああ、語りたい・・朝まで誰かと語りたい 笑

 

1人だけね、ずれてるんです。吉村1人だけが現代人に近い感覚で人を斬り続けるんです。

現代人は人を斬りません(例外はありますが)。ましてや斬る理由もありません。

ただ、現代人の感性で「人を斬らなければならなくなったら」、切ないですね。

タイムスリップものじゃ無いんです!そこがまた良い!

 

 

最初に武士道、格好良いと書きましたが、それはそんなに格好良い事なのか?

というタブーにも触れますし、「ああ、こういうのも武士道だなあ」と、思わず

頷かされる本当に本当に本当にお見事な作品になってます!

 

大事な事なので、「本当に」は3回書きました(^ム^)

因みに吉村という人物、実際にいらっしゃったみたいです。

さらに因みに、六三四と吉村、同じ岩手出身です。岩手県が好きになります 笑

 

 

私は独身ですが・・ええ!独身ですが!独身ですよ(/_;)

・・スミマセン興奮しました。

ええと・・ともあれそんな「独身貴族」の私でも最後の方は「グッ」とキタ

作品ですので、子を持つ親御さんが観れば「いよいよ」です。

 

少しネタバレですね、今のは(^_^.)

 

長い!長いぞ!でも紹介したかった!全国の剣士にこれを読んで、観て欲しい!

試合で強くても弱くても、そこではない「本当の強さ」、それを絶対に学べる逸品です。

ですので、あなたがこの作品に触れた後、剣道との向き合い方がより良い方向に向かい、

今以上に剣道に対して誇りが持てると確信しています!

勿論「私には合わなかった」という感想も覚悟しております!

そういう場合は・・素直に謝ります 笑

 

うーん、紹介って難しいですよね。ネタバレせずに、魅力を語る。

先に謝っておきます。浅田先生、すみません!私の力不足です!

 

私は小説版が好きですが、親子で観るなら映画かドラマ(どっちもあります!)が

良いかもですね。

 

そして作品に触れれば、吉村という名前が頭から離れなくなる、

それにちなんで今日はこれがオススメ!

 

見える!私には吉村に見える!

 

 

 

何ですか?和田さんに見えますか?正解です。

違うんです。私からのメッセージは、「名前で圧倒する剣士になれ!」という

ささやかな願いなんです。ですのでネームとゼッケンを勧めます(かなり苦しい)!

 

 

しかしながら真面目な話で、ネームが貧弱だと実際弱く見えてしまいます。

当社のネーム、良いです。重厚感と品があり、先ずナメラレマセン。

ついさっき「勝ち負けよりも~」と言い放った男ですが、やはり

全てを整えた上での勝ち負けですから(やはり苦しい)!いいんです!

 

 

と、殆どが小説と映画のオススメになった、偉い人から怒られそうな

内容でしたが、良いものと思ったら、今後も私はオススメコーナーを

続けていきます!いや続けさせて偉い人!社長!スミマセン!笑

 

ではでは、今回も長くなりましたが、最後までお付き合い頂き

真に有難う御座います!

 

失礼致します!