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2013.05.17

剣道のフェイント技に絶対に必要な条件とその理由!

こんばんは!元剣士の森川です!

 

昨日職場に中学時代の剣友が遊びに来てくれました!

 

子供の為に、プリキュア借りていきました。

偉いなあ、お父さんだなあ、と思いつつ、休憩時間に昔話で

盛り上がりました!

 

剣道のフェイント技

 

剣友との会話ですか?いや・・とても活字に出来ない内容であります!笑

 

ただ、思い出したのが、その友達はフェイント技が上手かったんですね。

そこで今回はフェイント技について書いていきます!

 

友よ、ネタを有難う 笑

 

先ずは超絶簡単に剣道のフェイントを説明しますと・・

面を打つと「見せかけて」、相手の竹刀が上がったところに小手!

小手を打つと「見せかけて」、相手の竹刀が下がったところを面!

 

これが基本的なフェイントですね。

 

どんな剣士もやっている、王道の攻め方でもあります。

 

フェイントが上手い人、下手な人

 

で、やっぱりいるんですね。

「あ・・これ絶対フェイントだわ」、と打つそぶりを見せられても全く効かない、

要するにフェイントが下手な剣士さん。

 

これがねえ、どんなフェイントを使われても、その剣士だと分かってしまうんです。

で、結局そのフェイントを使われた側が、更に「そのフェイントを利用したフェイント」

を使って一本とる!みたいな。

 

逆に上手い剣士だと「ああ!分かってるけど・・体が動く!」、となってしまうんですねえ。

面のフェイントと理解しても、体が面を思わず守ってしまうんです。

 

この差は、一体何なのか?

 

フェイントにも魂を!

 

答え、書いてますね 笑

 

そういう事です。フェイントが拙い剣士は、大抵そのフェイントの剣に

「気力がこもってない」のです。

 

で、お上手な剣士の場合、フェイントにもガッツリ「気力がこもっている」んですね。

 

分かるのかって?わかります、一対一ですもん。

 

サッカーなどの団体競技では、目の前の相手以外の動向も気にしなければ

なりませんが、剣道の場合、相手は目の前の剣士のみ、その人物だけに集中すれば

良いのです。察知は他競技よりも断然容易いです。

 

 

だから、フェイントはフェイントでも本当に「打つフリ」では効果はありません。

そして人間には「防御本能」があり、本気のフェイント、本当は打つんじゃないか?

そう思わせる程のフェイントには、頭では分かっても体が動いてしまうのです!

 

ですので、小手のフェイントだったら、小手のフェイント稽古よりも小手打ちの練習を!

技の精度や一太刀への気力を高める事が、本当のフェイントを生み出すのです!(゜o゜)

 

ふう・・良い真面目回だったな 笑

 

そんなわけで商品紹介!

こいつ・・動じない!

 

昭和的なボケですが、打ち込み台君です。

 

これは当時私はかなりお世話になりました!

相手を想定して空気を打つよりも、やはり実践的ではありますね。

 

一つ注意点!打ち込み台君は基本的に横の動きが苦手ですので、

打ち込んで駆け抜ける際は、自分で彼をかわして駆けてください!

 

私は何度も集中する余り、彼と接触事故を起こしましたから 笑

 

道場に無い関係者の方、是非是非!

 

ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!

 

失礼致します!