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2013.06.28

元剣士が授ける「道場内で試合が”上手く”なる」4つの方法!駆け引き登場!

こんばんは!元剣士の森川です! 

さて、上手くなるシリーズも5回目!まだ終わらせません!笑

 

今回は応用編、良く私が出している「駆け引き」を、観察と試行、分析を

踏まえた上でやってみよう!という回ですな。

 

それでは・・うん、特に無いです!笑

行きましょう!

 

駆け引きのおさらい

 

自称駆け引きオタクの私が、随分前に剣道の駆け引きにおける重要性を説いて参りましたが、

もう一度、軽ーくおさらいを!

 

剣道の駆け引きとは、自らの行動で相手の攻撃を誘発したり、相手の隙を作ったりするもので、

勝敗を分ける非常に大きな要素且つ技術なのです!

 

精神性を排した場合、相対した剣士の力量が近いならば、この駆け引きが勝敗を分ける!と

言っても過言ではありません!

 

駆け引きの肝は「相手の癖を知ること」

 

で、駆け引き上手になる為に何が必要か?

 

そうなんです、前回の観察、分析という資質が大きく必要になります!

相手の癖を利用する、それがここでの上手さの最たる要因でしょう!

 

剣士の癖、コレは本当に様々で、相手を見れば観るほど、剣を交えれば交えるほど

分かるものです。

 

ということは・・そう!道場内の剣士、自分以外の剣士の癖を誰よりも細かく知っておけば、

自然と試合でも有利に立てるわけです!

 

癖を活用する2つのパターン!

 

では、早速癖の活かし方を教えますね!

 

観察分析で得た相手の癖、そうですね、今回の相手は吉永さんにしましょう!

さん?・・ああ、今回は女性剣士で行きます。理由は何となくです 笑

 

地稽古開始!吉岡さんは中段の構えで待ち構えます。

吉岡さんは基本相手の打ち込みを予想して打ち込む、いわゆる「後の先」剣士。

攻撃の基本は面、良い剣士です。

しかもスピードタイプで左右に素早く動きます!ああ厄介!(゜o゜)

 

もう一つ!吉岡さんは鍔迫り合いの時、引き技で胴を警戒する癖があります。

意識が下にいきがちなのですね。

 

この2つのデータがあるだけで、十分優位に立てます。

 

一つ目はそう、「相手の癖を利用する」です!

 

相手の動きを誘導する技術!

 

では、吉岡さんを「動かして」みましょう。

 

地稽古開始。吉岡さん、相変わらず左右に揺さぶりをかけています。

 

動じないで下さい。打ち込む時、体は真っ直ぐですから。

では、吉岡さんの「後の先」を誘発しましょう!

 

あなたから「打つぞ」という雰囲気と、実際ピクリと体と剣先を動かすのです。

 

この時重要なのは「本気のフェイント」を行う事!本気じゃないと、相手は騙されにくいです。

 

吉岡さん、あなたの体勢から打ち込んで来ると予想し、間合いを詰めつつ面を打ってきます!

 

しかし、あなたはそれまでの観察と試行で、その動きを知って、受けています。

 

吉岡さんの腕が面をうつ刹那、上がります。

そこに出小手を決める!

 

または引き技の際、胴を強烈に意識させ、面が空いたところを引き面!

 

失敗して面を打ちぬかれた?大丈夫、地稽古ですから、決まるまで・・やりなさい!笑

 

そうやって、体で駆け引きと技のタイミングを覚えていくのです!

 

確かに初歩的な戦略だけども・・

 

そうです、結構な剣士はこれをしています。

 

というか、道場ではこの駆け引きの応酬ですな 笑

 

ただ!観察を誰よりもやっているあなたは、他の剣士が、そして相手が気付いていない

癖も見抜いている、はずです!

 

洞察力はセンスもありますが、日々の積み重ねも必須!

 

要は観察と分析の結果の上での駆け引きは、それを何となくやっていた時よりも

精度が上がり、選択肢も増える!という事です。

 

そして、成功するまで試行する!これもお忘れなく!

 

あ・・1つしか言ってない 笑

 

続きは次回!商品紹介!

 

意識、変わってきましたか?

そうですか・・じゃあ、胴もチェンジしましょう!

 

うん、苦しい 笑

 

いいんです、グレイの胴、格好良いですね。

チームで揃えるのも良し、個人でドヤ顔するのも良し!

 

是非是非どうぞ!

 

ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!

 

失礼致します!