剣道における場外反則、その明確な線引きは一体どこなのか?考えましょう!
こんばんは!元剣士の森川です!
昨日も話題に出したサッカーW杯ですが、今後このちょい話の
スペースが大会までかなりの頻度でサッカーになる、その可能性が
高い!
それを先に申し上げておきますね 笑
4年に1度のお祭りですよ!
ミーハー大歓迎!皆で楽しみましょう!
職場であんまりサッカー好きが居ないもので、つい・・ 笑
剣道で最も使用頻度が高い「場外反則」
今回はこの話題を!
場外反則、剣士ならば必ず受けた、与えた経験があると思いますし、
それで一本を奪った、与えた経験も一度位はあるかと思われます。
言い方はアレですが、最もメジャーな反則と言えましょう。
そんな場外反則、時に「理不尽だ!」と思ってしまうシチュエーションが
あるのですが、今回はそれについての「線引き」は何処か?
考えてみようと思います!
押し出した剣士が反則になるケースとは?
いきなり核心ですね 笑
そう、剣道観戦で疑問に感じられるシチュエーション、その上位に来るのが
「強引に場外に出しても、出された剣士が反則を取られる」という光景。
実はこの行為自体は、言ってしまえば「技」として捉えられるのです。
理由として、剣道の試合場、その場外は「断崖絶壁」と想定されているのです!
つまり、外に出れば「死」が待っているわけです。
少し残酷な例えですが、要はそのくらい覚悟を持って試合に臨みなさい、試合場を
戦いの場と考えなさい、という事ですな。
ただ・・それでも納得いかない!そんな場外反則、あると思います。
このケースが「出した相手が場外反則」なんです!
押す押す、兎に角押してくる・・
試合中、うんざりしてしまう状況として「引っ付いて、ゴリゴリ押してくる」相手と
戦った場合、これは結構遭遇します。
ただ、彼が「技を繰り出しながら」押してくるのならば、これは剣道。
しかし、彼が「それ・・単なる相撲やん・・」と、全く剣を繰り出さない、繰り出す
気配が無い場合、これは「剣道ではない」と、審判は判断します。
ここが線引き。そう、彼が剣士かそうでないか、それが判断基準です。
ただ、あからさまなのは簡単ですが、完璧に裁くのは難しいというのも事実ですね。
実際試合をやって「こいつ・・審判を騙すのが上手いな・・」とゴリゴリ押される最中、
感じた事も多々ありましたから 笑
そういう剣士も居ますし、それが技と認められている以上、こればかりは自分の技で
対抗するしかないですね。
ポイントは「どこに重心があるのかを知る」事!
場外スレスレ、未だゴリゴリ押してくる!
そんな時、私は体を入れ替えるのが実は得意な剣士でした。
どうするのか?
対抗策の一つとしては、「うわっゴリゴリだ!」と感じたら、一旦素直にその
押しを受けましょう。相手は直線的に押してくるはずです。
で、場外付近まで来たら、相手の重心がどこにあるかを確認し、相手と呼吸を合わせ、
スッと体を入れ替える!
ポイントは「こいつは押しやすい」と思い込ませることです。
入れ替えたら、押し出しても構いませんし、無理だったら間合いを取り直しても
構いません。
次はゴリゴリ来にくくなりますから、精神的に楽になるでしょう!
というか、ずっと前にこれ書きましたね 笑
しかもこういう事は、やはり実践第一ですので、道場の地稽古で是非実践を!
長くなった!商品紹介!
中学生の剣道入門セット!
5月末までご購入の方には何と「あいつ」がついてきます!
・・くまモンさん、スミマセン、アイツなんて言って 笑
熊本が生んだ最早ゆるキャラではなく、人気キャラクター!
くまモン・・さんの手ぬぐい、ついてきますよ!笑
是非是非どうぞ!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!