剣士が絶対に知っておくべき知識、「RICEの法則」剣道の怪我編!
こんばんは!元剣士の森川です!
今回は前回の続き、RICEについてのお話です!(゜o゜)
果たして、何故剣道にはRICEへの深い知識が必要なのか?
剣道に多い怪我とは?
もう相当前の記事ですが、私が以前紹介した中で「剣士に多い怪我」という
話題をした事があります!
で、その時に断トツだったのが「ミミズバレ」、あざですな。
まあ、生傷が絶えない武道ではあります。
理由は小手を外される時に腕へのあざが凄まじい!とも書きましたね 笑
そして付け加えると、次が捻挫でしょうね。
これは結構な怪我で、箇所や症状によっては骨折よりも治りにくい、とも
言われているのです!
捻挫への対処法
そう。この2つの代表的な怪我に、ライスさんはとても効果的なのですよ!
なので、深い理解が必要、と。
先ずはミミズバレなんですが、こちらは正直放っておいても基本大丈夫です 笑
ただ、女性剣士等、やはり体への傷は極力避けたい、早くハレを引かせたい!と
思われるのも当然です。
ここでライスさんの登場。
ミミズバレは内出血ですから、その対応にはライスが一番!
で、詳しく説明する為に、捻挫を内出血、その1つのケースとしてお話しましょう!
捻挫した!超痛い!どうしよう!
はい、先ずは根性で乗り切る。嘘です、根性で捻挫は治りません。
この場合、無理したい状況もあるかもですが、一旦「安静に」して下さい。
要は稽古を中断してくださいと。これがRですな。
その後、患部を冷やす!そう、ライスのIです!
で、このIのやり方が重要なので、少し追記しておきますね!
基本冷やすのは20分前後、その後30分位は冷やすのを辞めて、安静に放置!(゜o゜)
この作業の理由は、血液の流れを止めない為!冷やしていると、血の循環が
悪くなります!ですので、冷やすのは交互に!
冷やす道具は氷が好ましいですね。コールドスプレーはあくまで一時的な冷却。
直ぐに患部が温まってしまいます。
保冷剤も、皮膚の安全面を考えると、やはり氷の方がベターです。
自然の力、最強!という結論です 笑
更に更に!RICEのCとEにも触れておきますね。
圧迫のCは、何と痛めた足首、「その痛めた方向」に曲げて、固定(圧迫)するんです!
痛そうでしょ?いや捻挫は痛いから!(゜o゜)
これも理由を書くと、基本は捻挫=内出血と捉えてもらって、その出血を抑える為に
患部へ曲げる行為をオススメするのです!
内出血の止血行為ですね。ただ、きつすぎては駄目!絶対!
抑えすぎると、今度は血流が悪くなりますので、適度な固定を!
最後はE!挙上!どんな意味でしょう?
血が出たら、出血箇所を心臓より高くするのは基本的な行為です!
・・まあ、簡単に言えば「それ」なんですよ 笑
で、捻挫の場合足ですので、一日中は不可能!
なので、寝る時に枕等を足の下において、心臓よりも高い位置に配置する!
内出血の活性化を抑える役割ですな。これがトドメ!
怪我はさっさと治しましょう!
とまあ、異様に真面目な回でしたが 笑
これは勿論ミミズバレにも使えますよ!内出血ですから!(゜o゜)ドヤ
ともあれ上記の対処プラス、医師の指示に従えば最速で捻挫は治るでしょう!
ここからは私的な意見ですが、プロの世界では怪我しても尚プレーする事が
「素晴らしい」事とされている傾向があります。
確かにそういう一面は否定しません。怪我しても勝負しないといけない時は、
誰しも必ずありますからね。
ただ、特にスポーツマンは、やはり体が資本。
ここ一番!以外の場面では、必ず即座に怪我と向き合う事を、私は断然オススメします。
痛いまま何ヶ月も稽古するより、2週間休んでその後ベストな状態で稽古するのでは、
気持ちも伸びも断然違います!
怪我は準備運動で阻止!それでも怪我したら、全力で回復に向かわせる!
これが、今日の教訓です(*^。^*)
真面目すぎて怖いので、商品紹介!笑
テクニカルアンダーウェア!
筋肉疲労を抑えつつ、パフォーマンスも上げます!
そして何より、怪我防止にも効果的!素敵!
是非是非どうぞ!
そういえば、私はRICEではなく映画のRECシリーズが好きです。
まあ、ホラーでグロイですがね 笑
グロイのが大丈夫なら是非是非!
何の宣伝だ 笑
と、いつもの脱線っぷりで今日はおしまいです!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!