剣道で最も「イラッ」としてしまう怪我とは?その対処法は?
こんにちは!元剣士の森川です!
さて、今回は前回書いた「竹刀が割れる」お話、それよりももっと
日常的に起こる、竹刀が抱える弱点を紹介致します!
前回も少しだけ触れましたが、その弱点とは・・
ささくれ!
どことなく「けいおん!」みたいですが、そんな人気はありません!
厄介な奴なんです、このささくれ!は・・
ささくれというのは、竹刀の竹の繊維が打ち込みによって飛び出す現象です。
そう、これです。おまわりさん、こいつです!
さて、そこで題名の「イラッ」とする怪我、その過程をお話しましょう。
練習が終わり、小手を外し、おもむろに竹刀を素手で痛んでないか
手でさすります。するとこのささくれ野郎がさすった手の中に侵入。
これは経験者なら「あるある」となってしまう現象で、地味に痛い。
場合によってはピンセットで手の中に入り込んだささくれ!を1人寂しく
自宅の部屋で取らなければなりません。面倒です、痛いです、悔しいです。
そんな困ったささくれ野郎。撃退法は2つ。
ささくれた箇所をやすり等で削る!
削る目安としては、「角が無くなるまで」ですね。とがっていると
削っていても危ないです。
そしてその後・・
油を塗る!
竹刀の摩擦を減らす目的ですね。
補足として、ロウを塗るという対抗策も一般的ですが、
私的には余りオススメ出来ません。理由は塗ったロウ、
それが床に落ちて練習中に剣士がそれを踏んで滑る可能性があるからです。
万が一の事を考えると、ですね。
後は、ささくれから身を守る方法です。
手の怪我の件は、触る前に目で確認して下さい!
そうです、私の不注意が招いた怪我ですね。だから余計にイラッとします(ーー;)
そしてもう1つ、ささくれは練習中飛び散ります。
それが目に刺さり失明したケースもあります。
前に顔に怪我は残念な奇跡以外無い!とドヤ顔で書きましたが、
ささくれが目に刺さるケースは、正直やはりかなり稀です。
ただ、目は本当に大事ですので、リスクを0に近づけるという考えも
考慮すると・・
はい揃った!これでささくれにおびえる事無く剣道を出来ます!
ただ、繰り返しますが手に刺さるささくれ、あれは本当に「地味に」痛い!笑
ですので、改めてメンテナンスの際は先ず目で確認!これをお忘れなく!
今回も読んで下さり真に有難う御座います!
読んで頂ければ分かるとおり、かなり砕けた内容ですので、
基本どんな質問でもお答えします!六三四の剣の質問でも構いません!笑
では、失礼致します。