剣道経験者が人生経験から語る「天才の条件」
こんばんは！元剣士の森川です！
今回は前回に引き続き「天才」について語ります。
ただ、今回は私の身近に居た二人の天才、彼等の共通点を話そうかと(゜o゜)
居候（いそうろう）時代、驚いた出来事
いきなり駄目人間なタイトルですな 笑
まあ、事情があって、東京時代一時期「画家」の家に寝泊りさせてもらっていたんですね。
理由？・・色々ですよ 笑
私の事情はさておき、ともかく３ヶ月程画家の家に住み着いてました。
私は音楽、彼は絵。お互いにやる事はきまってます。
私と彼との違いといえば、私はライブハウスで働きながら音楽をやっていて、
彼は絵だけで生活が成り立っていた事。
そして、今から書く事は大げさでも何でもなく、全て実話です。
私は当時夜型の人間だったので、大体昼頃起きていました。
彼は私のご飯を用意していてくれて、絵を描いていました。
「んー、有難う」
呑気なものです。
で、彼の机の反対側に座って、私はご飯を頂き、よしとギターを抱えて基本練習を
開始するのです。
暫くすると、仕事の時間がやってきます。私は行きます。いってきます、そう言って。
深夜０時過ぎ。彼の家に帰ります。
まだ彼は絵を描いています。
「お疲れ様ー、今日何か面白い事あった？」
そんな感じで手を止めずに私に聞いてきます。
いやいや・・君、私が起きた時に絵を描いていて、私が仕事から帰っても未だ
描いてますよね？今日他に何かした？
「んー、ご飯食べて・・描いてたな」
疑わしいと思った方、宜しい、私が休日の時の彼の動向も報告しましょう。
１日中、絵を描いてます。
本当に休憩といえばご飯作ったり、コーヒー淹れたり、お風呂入ったり、
生活に不可欠な行動のみ、でしたね。
私はその集中力と生活に驚き、ついつい質問したんです。きつくないの？と。
「いや、これが普通だから(゜o゜)」
絵の事は正直良く分かりませんでしたが、彼が書くそれが、素人とは明らかに
一線を画すものであるのと、埋めようの無い「センス」があった事は事実でした。
プラス、この絵を描く時間の多さ。
既にお気づきでしょうが、もう一つ印象的な出来事を・・
天才を支える「当たり前の努力」
その頃の私は、スタジオミュージシャンの方とユニットを組んでいて、
週に１、２回一緒に練習をしていました。
その方は私の楽曲を弾いてくれるポジションで、私の曲が出来ると譜面を渡す、
という形を採っていました。
ビックリする位、必ず次ぎ合うときは仕上げて来てるんですね。しかもクオリティ激高で。
で、その時は伸び悩んで凹んでいる私に、その方は敢えて私にこう言いました。
「お前がバイトしている間も、プロは練習している。差は広がるばかりだぞ。
凹んでる暇があったらその差を埋める練習方法でも考えろ」、と。
その方の練習量？大丈夫、一度ツアーで３日一緒に居ましたので、お伝えします。
ずーっと、ギター触ってました(゜o゜)
しかも必ず「基礎練習」から。
私はその時期、生涯で最も音楽に集中したと断言出来ます(゜o゜)スゴカッタ！
が、彼等と同じ、それ以上の努力をしたか？と聞かれると、「いいえ」と
答えなければなりません。
私が何を言いたいのかは、もうお分かりでしょうが、まとめとして・・
天才と言われる人間は、凄まじい努力を「当たり前」と思い、日々精進している、
という事です。
ビックリしますよ。間近で見てると「そりゃ凄いわ」と思いますよ 笑
剣道で言えば、警察の方々が強いのもこれに当てはまりますね。
元から強いのに、仕事で更に練習時間を設けている。差は広がります。
では、そういう時間が取れない人間はどうすれば良いのか？
勿論与えられた練習時間を精一杯こなす事は大切です。
それプラス、今以上に「考える能力」を向上させる事、これが私的に
出した対抗できる凡人の策かと！笑
剣道は他の競技よりも「駆け引き」の比重がかなり大きいですので、考える事に
よって、その能力を向上させる効果も期待できます！
後はまあ、やはり強くなりたいならば、「当たり前の努力」、その基準をグンと
上げる！これしかない！
というわけで、商品紹介！
努力が天才を創る！
今回の主旨は「天才だからなあ、あいつは(゜o゜)フン！」で終わるのではなく、
「天才は努力してるからこそ天才であり続けられる(゜o゜)ッ！」という事実を
実体験からお伝えできれば、と。
努力の天才こそが天才なんですよね、実は。
はい！そんなわけで、今回も最後まで読んで下さり真に有難う御座います！
次回は剣道の話をします！笑
失礼致します！