剣道の怪我予防　アキレス腱断裂

剣道してても要注意！アキレス腱断裂

剣道では鋭い打突の際に下半身の力は欠かせません。
素早い踏み込みなどは足の機能がものをいいます。

しかし、身体のケアをしていないと強く踏み込んだ時にとんでもない惨事が起こりえます。

代表的なのが「アキレス腱断裂」です。

一昔前では会社の運動会でやってしまった・・なんて話も聞いていました。

たとえ毎日練習している剣士といえども油断すると危険です。
急いでいても「ストレッチ」は怠らない、
そういう気持ちで取り組みましょうしょう。

アキレス腱断裂を誘発しやすい状況

アキレス腱断裂を誘発しやすい状況があります。それは以下の三つから起こります。

・ストレッチ不足
・急な運動
・運動後のケア不足

これが三大要因と言っても過言ではありません。
特に運動していない人が、急に張り切るときは要注意です。

ストレッチ不足はやはり身体がなまっている方に多い状態です。

入念なストレッチが必要です。

急激な運動は、アキレス腱に急激な負荷が掛かると断裂しやすくなるので
身体の慣らしの意味でもストレッチが必要です。

運動後のケアはアキレス腱をしっかりケアすることで、
アキレス腱に掛かる負担を減らす事ができます。

剣道の稽古前にやるべきこと

稽古を始める前には、ストレッチが大切です。
まずはアキレス腱をゆっくり、しっかりと伸ばします。

このとき足首をしっかりまわし柔軟にしておき、
ふくらはぎ辺りも意識をまわして伸ばしていく事が大事です。

ここで数分手を抜く事と、アキレス腱は断裂すれば何ヶ月かの松葉杖生活。 このようにならないためにもじっくり時間を使いましょう。

最低限ですが、これをやるだけでもアキレス腱断裂へのリスクを減らす事ができます。