なぜ防具には飾りがついてるんでしょうか?
Q: なぜ防具には飾りがついてるんでしょうか?
■剣道防具コムからの回答■
A: 剣道防具の胴の胸部分に「胸飾り」と呼ばれる
装飾が施されていますが、これは
胸突きをされた場合竹刀の切っ先が喉に入り
込まない様にするための役目もあります。
また、その内側に「蜀江(しょっこう)」と呼ばれる
綺麗な刺繍模様が施されています。
(中国三国志時代の「蜀」が由来)
「蜀江」は実用的な役目はなく「飾り」ですが
この飾りはそれを着けるだけの
品位、気位、実力、家、地域、流派の名誉などの意味も
あり、誰でもが綺麗だからとかカッコイイからだとか
勝手に着けるものではないとされていた時期もあったようです。
現在ではこのような意味合いはなくなり、単なる飾りとして個人の好みで自由に着けられています。
高価な防具になると突垂、篭手、垂にもこの蜀江が施されて
おり、他人より良い防具を持つ所有欲、稽古への
動機付け、段位、年齢も飾りの着いた防具を持つ
要因だと考えます。
胴の材質、塗りなどもこれに当たります。
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